「下々の者どもは、一万二千円ぽっちを配っておけば、それなりに喜んどるようだな」
「さもしいのう……」
「一段落したところで、われわれがほんとうの給付金をいただく番だな」
「そりゃそうよ。難しい試験に受かって、国家のために尽くすという建前の仕事をしてきたわれわれは、民草どもとは次元のちがう人種なのだ」
「なんだかんだで、十四兆ほどはわれわれに入ってくる計算になるのかな」
「まあ、適当に作った基金に放り込んで、使いみちはあとでゆっくり考えればいい」
「どうせ、この借金を払うのは、一万二千円もらって喜んでる阿呆どもの子や孫や曾孫だからな」
「どうせ、われわれはそのころにはいない。畳の上で大往生したあとの話だ」
「しかし、新型インフルエンザは気になるな。毒性の強いものに変異して大流行したりせんだろうな。阿呆どもにはできるだけ長く働いてもらって、われわれを潤してもらわねばならん」
「なあに、わしらが死んだあとは、野となれ山となれだ」
「リーマンには感謝せんとなあ」
「じつにタイミングがよかったな」
「麻生はまだ使えるか?」
「そろそろ潮時だが、まだ利用価値はあるな」
「次の目くらましはどうしよう?」
「そうたびたび人気スターが公園で裸で騒いではくれないしなあ。ま、そのうち使える事件が起こるだろう」
「テレビ局も新聞社も経営が苦しいから、なんにでも食いついてきてくれるわいな」
「そうだな。アホな些末事を目の前に吊るせば、いくらでも針小棒大に取り上げおるわい」
「それにしても、今回の十四兆の給付金、なんに使う?」
「そうだなあ……三洋電機でも買おうか」
「エコポイントはつくのかな?」
「どうだろうなあ。つくことにさせようか?」
「GMを買うのはさすがにまずいかな」
「外資だからなあ。いくらなんでも、エコポイントはつけにくいんじゃないか」
「使いみちに困るなあ。わはははははは」
「ほんに。わはははははははははは」
「さもしいのう……」
「一段落したところで、われわれがほんとうの給付金をいただく番だな」
「そりゃそうよ。難しい試験に受かって、国家のために尽くすという建前の仕事をしてきたわれわれは、民草どもとは次元のちがう人種なのだ」
「なんだかんだで、十四兆ほどはわれわれに入ってくる計算になるのかな」
「まあ、適当に作った基金に放り込んで、使いみちはあとでゆっくり考えればいい」
「どうせ、この借金を払うのは、一万二千円もらって喜んでる阿呆どもの子や孫や曾孫だからな」
「どうせ、われわれはそのころにはいない。畳の上で大往生したあとの話だ」
「しかし、新型インフルエンザは気になるな。毒性の強いものに変異して大流行したりせんだろうな。阿呆どもにはできるだけ長く働いてもらって、われわれを潤してもらわねばならん」
「なあに、わしらが死んだあとは、野となれ山となれだ」
「リーマンには感謝せんとなあ」
「じつにタイミングがよかったな」
「麻生はまだ使えるか?」
「そろそろ潮時だが、まだ利用価値はあるな」
「次の目くらましはどうしよう?」
「そうたびたび人気スターが公園で裸で騒いではくれないしなあ。ま、そのうち使える事件が起こるだろう」
「テレビ局も新聞社も経営が苦しいから、なんにでも食いついてきてくれるわいな」
「そうだな。アホな些末事を目の前に吊るせば、いくらでも針小棒大に取り上げおるわい」
「それにしても、今回の十四兆の給付金、なんに使う?」
「そうだなあ……三洋電機でも買おうか」
「エコポイントはつくのかな?」
「どうだろうなあ。つくことにさせようか?」
「GMを買うのはさすがにまずいかな」
「外資だからなあ。いくらなんでも、エコポイントはつけにくいんじゃないか」
「使いみちに困るなあ。わはははははは」
「ほんに。わはははははははははは」
— noblesse oblige: [間歇日記]世界Aの始末書 (via hexe) (via kml) (via jacony) (via katarinax)
2009-05-29
(via gkojax-text) (via yaruo)